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2020.11.04
秋の味覚ギンナン中毒にご注意!
スタッフブログ
ギンナンは一度に多く食べると、おう吐、下痢、呼吸困難、けいれんなどを起こすこともあります。
ギンナンを約7時間でおよそ50個食べ3時間後に全身性けいれんを起こした1歳の男児、50~60個食べ7時間後におう吐、下痢、9時間後に全身性けいれんを起こした2歳の女児、60個食べ4時間後からおう吐、下痢、両腕のふるえを起こした41歳の女性などの報告があります。
📝 ⾷べる量は何個までにとどめておくべきでしょうか︖
👉ギンナンによる⾷中毒は、ビタミン B6 の潜在的な⽋乏状態にもよるので、「何個までなら⼤丈夫」と⼀
概には⾔えません。⽇本中毒情報センターでは、6〜7 個⾷べてけいれんが出現した 5 歳以下の⼩児の
例を把握しています。5 歳以下の⼦どもには⾷べさせないほうがよいでしょう。
また、成⼈であっても栄養が偏ってビタミン B6 が⽋乏している状態や、ビタミン B6 の⽋乏をおこす可能
性のある薬を服⽤している場合には、中毒を引き起こすことがあるといわれています。
📝 症状が出た場合、医療機関を受診すべきでしょうか。家で⾒ていてはダメでしょうか︖
👉けいれんが繰り返し起こる可能性があるため、必ず医療機関を受診してください。
詳しくは👇
ギンナンは美味しいですよね。
茶碗蒸しに入っているのを見つけると嬉しくなります。
秋の味覚ギンナンを上手に食卓に取り入れましょう!
濱田😺
出典:日本中毒情報センター